2009 年 3 月 25 日

HD580 vs HP-53

Filed under: オーディオ雑記 — admin @ 11:37 PM

どうも~。室長いいじまです。

先ほど、
HDB-ALP5 vs HDB-88EXを書き上げたばかりですが、この勢いに乗って以前からお伝えしていた、高級ヘッドフォン・ゼンハイザーHD580と、C.E.C. HP-53の対決をお送りしたいと思います。

*HD580は生産中止モデル。HD600と音は同じと言われています。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?item=654^HD600

試聴CDは同じくTKYです。

さて、ファーストインプレッションですが、まず装着感の違いですww ここ大切ですよね。 これはもう100%、HD580の圧勝です。心地よすぎます。私は結構ダンボ耳なんですが、耳たぶに全くあたらないので、何時間つけても全く疲れません。側圧もちょうどいいので頭を振っても落ちません。すばらしいです。対して、HP-53は耳たぶがあたるので、長時間やると耳が痛いです。でも、小一時間なら平気です。 音質は、抜けの良いHP-53と、マイルドで艶やかなHD580と言う感じですね。

では、詳細を・・・

低音ですが、HD580は開放型なので分が悪いかと思いきや、重さ的にはHD580の方が出ている感じです。エレキベースが重い!HD580が、低音を少し強調したモデルだと言うことが分かります。ただし、ほんの少しバスドラとベースの音色が混濁気味です。HP-53だと同時に鳴っている時、しっかり分離して聞こえますが、HD580だと聞き分けられないことはないですが、少し集中力を上げないといけません。低音の伸びに関してHP-53は、密閉ですし、当然低音は綺麗に伸びきっています。そして、HD580より解像度は高いです。解像度は高いわ、バランスはいいわで、いうことありません。ただただ満足です。(ニヤニヤ)

さて、中音ですが、HD580も解像度が高いモデルと言われていますが、びっくり!HP-53にかないません。値段では2.5倍ほど違うのにHP-53のコストパフォーマンス高すぎますw そのせいもあって、HP-53は密閉型のくせに、音場がやけに広い!! たまに、ヘッドフォンで聴いているのか、スピーカーが鳴っているのか、ふと、分からなくなってしまうほどです。密閉でこの開放感は、この価格ではまあ普通ないですよ!驚愕です。HD580も開放感があるのですが、比較すると味付けがあることと、少し人工的な広がりであることが分かってしまいます。低域にふくらみがあり、中音域に甘さがあって、すこしモワっとした広がり感です。対してHP-53は、信じられないぐらいピュア!ヘッドフォンであることを完全に忘れてしまうぐらい自然に音場が広がっています。なんですかこれはw 名器オーテクATH-A900の比ではありません。すばらしい解像度、濁りのなさ!拍手喝采です。比較すると、HD580が少しこもって聞こえます・・・。

高域も、HP-53はきわめて繊細で、ハイエンドまで抜け切っています。対してHD580は、十分に解像度が高く繊細なのですが、すこし丸めてあることが分かります。ただし、別の言い方をすれば、繊細さをキッチリ出したまま、甘さを加えてるので、これはこれで本当にすごいです。性能的にはHP-53の勝ちですが、聴いていて気持ち良いかで言うとHD580のほうが上かもしれません。というかやはり私の耳の性能に一番問題があるような気がしてなりません。www ほんとすみません。

総評としては、個人的にはHP-53の方が満足度が高いですが、改めてHD580のよさを感じました。HD580は装着感がいい事と、低音の強調と高域の丸め方が非常にうまいので、ものすごく聴いていて癒されますし、ほっとします。HP-53はあまりにもクリアなため、こういった癒し要素は少ないです。ただし、耳を刺すことはありません。(オーテクATH-A900はわずかに耳を刺しました)また、モニター性能と言う面でも、HD580は癒し要素が高いにもかかわらず、HP-53と遜色のないレベルでモニタリングできることがまたすごいです。低音が若干ダブツキますので、その辺はHP-53に軍配が上がりますが、殆ど無視できるレベルです。

以前はATH-A900を愛用していましたが、HD580の入手と共に使用機会がなくなることを感じて手放しました。今回は、HP-53を入手しましたが、HD580を手放す気にはなりません。どちらもすばらしいヘッドフォンです。用途や気分にあわせて使い分けていこうと思います。^^;

HDB-ALP5 vs HDB-88EX

Filed under: HDB-88EX,HDB-ALP5 — admin @ 10:41 PM

こんばんは~。室長いいじまです。

今日は、ちょうど手元にFountek FR88EX搭載のHDB-88EXと、Alpair 5搭載のHDB-ALP5がありますので、聞き比べてみたいと思います。試聴には、日本の若手ジャズメンの豪華競演アルバム、「TKY」を使っています。また、ちょくちょく高音質ヘッドフォンC.E.C. HP-53との比較も挟んでいきます。^^;

 

まず、ざっと感じたことを書いてみますと、HDB-88EXのほうが落ち着いた音で、HDB-ALP5のほうがアグレッシブな音だな、と感じました。FR88EXのほうは、スピーカーの若干向こう側に静かに演奏者が整列している感じですが、Alpair5では、スピーカーの間に元気よく並んで演奏者がいるような感じがします。次にバランスの違いに気付きます。バランスは、Alpair5のほうがほんの少し、全体的に高音よりのサウンドです。バランスをHP-53と比べると、FR88EXは低音がより重たい感じですが、Alpair5はすこし腰高です。解像度の違いもあります。FR88EXは若干HP-53に負けていますが、Alpair5は少なくとも対等ですwww なぜヘッドフォンと互角?w

では、次に帯域別に・・・。

低音域の比較に入ります。聴き比べると、最も違いが出ているのはバスドラです。FR88EXはバスドラが重たいです。さすが、50hz弱までフラットに出すだけあります。w 結構低いところを這ってきますよ。^^; エレキベースやバスドラだと、HP-53と遜色ない感じです。むしろFR88EXのほうが重たいような感じさえあります。結構どっしり!めちゃいいです。比べて、Alpair5はバスドラが若干腰高です。でも、不満を感じるほどではないです。しっかり低さはあります。しかし、エレキベースの帯域になってくると、逆にAlpair5の方が聞き取りやすく、よくニュアンスを表現しています。低域の抜けがいい!低音域でも、マスクされずに波形のうねり具合が良く分かる感じです。このあたりの低音の解像度は、HP-53とAlpair5がいい戦いで、FR88EXが少し後退しますね。どちらも非常に高レベルなので好みの問題ですが、低音の豊かさならFR88EX、解像度ならAlpair5と言う感じです。

つぎに中音域は、どちらも解像度が高いです。傾向としては、Alpair5のほうが粒立ちがよく、声帯が軽くこすれる感じや、ギターのはじかれる瞬間の様子、ハモンドオルガンの微妙な揺れを正確に表現している感じです。強烈にクリアですww 耳は指しませんが、目が冴えて仕方がありませんw 対してFR88EXは、あまりディティールを失わない範囲で音をうまい具合に丸めていることに気付きます。ちょっと落ち着いて一息つけます。音の細やかさではAlpair5の勝利、マイルドさではFR88EXの勝利というかんじですが、普通に考えて両方すばらしく解像度が高く、そして耳を刺しませんので、好みで選べる範囲です。HP-53との比較だと、やはりAlpair5の解像度の高さが際立ってきます。同レベルの描写力ですw このヘッドフォンも強烈に音がいいんですが、どういうことですかこれはw 一方、FR88EXも、音色をよく表現して解像度は高いですが、抜けを少し犠牲にしてマイルドさを足していますね。BGMでリラックスするならFR88EX、モニター的に聞き込むならAlpair5でしょうか!

高音は、聞き比べるとAlpair5のほうが抜け方がいいです。というかAlair5の高音の抜け方はその辺の高級ツィーターを一蹴してしまうような感じなので、当然と言えば当然ですがw ただし、少し高域が強調された感じがあります。 この点で、FR88EXは高域が非常にフラットです。抜け方では一歩劣りますが、バランスではFR88EXのほうが良いです。理想的にフラットです。HP-53と聞き比べても、FR88EXは殆ど同じ周波数特性です。Alpair5はほんの少し高域が強調されているのが分かります。

総評としては、FR88EXのよさを見直した、と言う感がありますし、Alpair5のすごさをまた思い知った、と言う感じでもあります。 どうも甲乙付けがたい・・・。明らかに、機能的にはAlpair5の方が上なんですが、FR88EXのバランスのよさや、マイルドさも非常に魅力なんですね~。なんといいますか、超高級レストランと、こだわりシェフの味のいいレストランの違いと言う感じでしょうか?使ってる素材はもうこれは一目見てAlpair5の勝ちです。音を聞いても、Alpair5の方が技術的に上なのが分かります。ただし、FR88EXも、地元のいい素材を使って、きっちりまとめて出してきてるんですね。これはこれでほんとにウマイ。確かにAlpair5の方が色々と上なんですけど、そのたびに、FR88EXのよさも見えてくるんですよね。「チャイナ、素材このぐらい限界ね!でも、ちゃんとイイモノつくるあるよ!」みたいなw まさに「Proudly made in China」w きっちりきっちりまとめてきているんですね。Alpair5は、特にマークさんの苦労と情熱を聴きかじっている私としてはもうがんがんにそれが伝わってくるスゴイものなんですけど、つくりの荒い(w)FR88EXもなーんか心を惹きつけてくるのがすごいです。強烈なフラットさもほんと捨てがたい。技術と質感の高さのAlpair5、妙に心ひきつけられるまとまりのFR88EX、でしょうか・・・というか、レベルが高すぎてどうの甲乙付けにくいですw ここまで来て何ですが、スピーカー云々以前に、自分の聴力が不足していると思います。ほんとすみません。(汗

いやあ、最後に、延々と切り替えながら比較試聴をはじめて、すでに1時間以上経過していますがw、実は、どんどんと、Alpair6を仕上げたくなってきていますw なぜって、Alpair6は聞くところによると(?)Alpair5をフラットにしたような音だそうで!!! じゃあ、ちょっと切れ味重視でコクが控えめの逸品に、さらなるコクとバランスが加わってしまうのか・・・。と考えると非常に楽しみで・・・・。

がんばりますw

*ちなみに・・・HDBシリーズは、何度も何度も試作・測定・試聴を繰り返しながら、低音の伸びを含め、ユニットの実力を最大限引き出していますので、どちらかのエンクロージャーがユニットに合わずに、差が出てしまっているというようなことはないと思います。汎用エンクロージャーにポンと入れた比較とは一線を画するとご理解くださいませ。^^;

2009 年 3 月 20 日

HDB-ALP5 にMさまから頂いたご感想

Filed under: HDB-ALP5系 — admin @ 10:36 PM

Mark Audio の Alpair5を搭載したHDB-ALP5に、Mさまからご感想を頂きました!

M様には、他にも2ペアお買い上げいただいていて、とてもお世話になっております。楽しんでいただけているようで、うれしいです!「楽しい苦行」とは!(笑)ありがとうございます。

「さわやかで繊細な音質」が、半日聞いた印象です。ヤマハのSW併用を考えていましたが、SW無しで不足ありません。
FE87Eと切替えると、能率はほぼ同じで、高音域の伸びと分解能はAlpair5が明らかに優ってます。
ダンパー無しのユニット構造は、ボイスコイルからの引出線を上下対称とし、ボイスコイル保持をエッジと分担させ実現しているようです。これにより、振動版重量が大差ないFE87Eより繊細さが深まっているようです。HDB-ALP5、HDB-83M(FE87E)、別室のホーン+ウーファーによる2wayシステムの比較はワイン、日本酒、ウィスキーの比較のようなもので、ALP5をエージングしながら、今後、聞き込まないと結論が出ません。その聞き込みは私には楽しい苦行となりそうです。ただ、意外にALP5と、大型ホーン・1kzクロスの2wayシステムの音のフィーリングに共通性があるのは、ホーンドライバーのアルミ振動版もエッジのみで保持されている点で、Alpair5と構造に共通点があるからかもしれません。また、ご報告します。

2009 年 3 月 17 日

HDB-FR125にTさまより頂いたご感想

Filed under: HDB-FR125系 — admin @ 9:50 PM

Tさまより、CSSのFR125SRを搭載した、HDB-FR125にご感想を頂きました。

B&WのMTX802Ⅲをお使いなので、聞き比べてどんな印象をもたれるかな、と思っていましたが、大変喜んでいただけたようで、私も大満足です。^^; ありがとうございます!

タオックのスピーカースタンドが届いてようやく

CSS FR125SR の試聴を始めております。

 もっと気楽に、ジャズボーカルが楽しめるサブスピーカーが欲しくて、

すぴ研さんのブログを読んでいるうちに、CSSのFR125SRに大変興味を

持ち作成をお願いすることになりました。FR125SRとすぴ研さんとのの出会いは、

私のオーデイオ感を根本から変えることになりそうです。得てしてオーデイオ大好き

人間は、常にグレードアップを模索し上を上をと目指し満足ということも知らず

やれケーブルだ、やれ電源だと高額な機器を血眼になって追い続けてきたように

思います。しかし、この10センチ程のスピーカーが私のオーデイオ感を打ち砕いて

しまいました。まだ、エージングも十分ではないのですが、ものすごく高いポテンシャル

を感じます。どのように、変化していくのかとても楽しみです。低域が足りないとか、高音域

伸びているとかなどのようなことがどうでも良い様なぐらい自然で安心して音楽を楽しむことが

できます。将来、メインスピ-カーをalpairを核にした2wayまたは3wayを考えています。

スピ研さんのブログ楽しみに読んでいます。alpair6を使用した新しいエンクロージャーを楽しみ

にしております。

2009 年 3 月 8 日

Alpair 6 を無理やりHDB-103MRに入れてみた

Filed under: HDB-ALP6 — admin @ 4:51 PM

こんにちは~。室長飯島です。

今回は、Alpair6 を、無理やりHDB-103MRに入れてみました。 最初にお断りしておきますが、Alpair 6はHDB-103MRには装着不可能です。サイズも、ネジの間隔も違います。今回は、ネジ穴を仮にふさいで、テープにて固定した上で、手でも押さえながら測定しました。w

hdb-103mrxalpair6

周波数特性的にはかなりいけてますが、低音が若干ダボついています。あまり心地よくありません。中高音はとても美しく、Alpair 5 より大人しいです。モニター調です!

ポテンシャルはなんとなくつかめました。^^;

次ページへ »


すぴ研 2007-2009 All Rights Reserved.