A様より頂いたHDB-ALP10 x Alpair10P へのご感想

関東にお住まいのA様より、Alpair10PをHDB-ALP10に装着したモデルへご感想を頂きました!

びっくりする緻密なご感想に恐縮しています。^^;

こころをこめて何時間も書いてくださったかと思うと、感激です。
本当にどうもありがとうございます。m(_ _)m


<外観>

思っていたよりも綺麗な仕上げです。合板の積層面の木端が見えていますが、全面ダークブラウン仕上げで綺麗に塗装されているので、そういうデザインかとも思われるほどです。ホームページに塗装仕上げ例がいくつか掲載されていますが、一番好みの塗装でした。木目の表現を生かした塗装なので自然な感じがします。バスレフポートの下側に軽くアールが付けられているのも細かい気配りを感じます。手の平で塗装表面を触れてみると、ピアノ塗装のような厚いツルツルピカピカの塗装ではありませんが、かなり手間がかかっている感じで仕上げの粗さは感じません。Alpair10Pはコーン部分がグレーでスピーカーボックスの仕上げの色との組み合わせでシックな感じでなかなかです。スピーカー・ユニットを固定している六角レンチで締める木ネジ・ナット?はシルバーでアクセントになっています。黒色の木ネジが付属していましたが、使うことはないかもしれませんね。

<第一声を聴いて> 届いてからまずは床の上に置いて、とにかく音出し。一聴しての感想は。

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(1)音域のバランスが良さそうということ。

(2)ヴォーカルが良い。リアルに聴こえます。中音域がしっかり再生されるので

ベニー・グッドマンなんかいいです。ペギー・リーの女性ヴォーカルも。

(3)バックミュージックも距離を感じる再現をします。

   小さい細かな音もきちんと再生しているということでしょう。

(4)音の出し始めなので紙臭さを感じます。これが取れた頃

   が実力発揮の頃でしょうが、それまでも楽しめそうです。

(5)落ち着いて音楽が聴ける感じで大変気に入りました。うるさい感じがしません。

   歪みがないということかもしれません。可能性も含めて先が楽しみです。

愛用すればそれだけ答えてくれる感じがします。

(6)音量を上げると実力発揮という感じですが、夜中の使用が

   多いので、ご近所に迷惑にならない普通の音量での

   繊細な表現をしてくれることを期待しています。

<約1週間経って> やっとセッティングができました。

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(1) 使用しているアンプは上杉研究所のU・BROS-28プリと自作の6BQ5シングルです。管球アンプを使用していますが、出力トランスの2次側からオーバーオールで負帰還を掛けたアンプより無帰還か1次側での負帰還を利用した回路のアンプがストレートな音を軽くリアルに出してくれて気持ち良さを感じます。値段が高く、パワーのあるアンプが良い音になるとは限らないのが面白いところです。勿論ハイパワーの良くできたアンプも悪くはありませんが、スピーカーの動きを抑制して良い音を出そうとしている感じがしてしまいます。エージングが進んでパルプコーンやボックスが枯れて落ち着いてくると多分どんなアンプでも良い音で鳴るような気がします。

(2) 幅216×高さ350×奥行き280という大きさは私の希望にぴったりでした。現在レコード棚に入れて計画通り、ブックシェルフ・スピーカーのように使っています。低音から高音までこもったり詰まったような感じはなく、気持ち良く抜けてきます。できれば床の上に65cm位のスタンドを作って載せて正対して聴いてあげたいくらいです。浅いコーン形状で音場は広くなっているとのことですが、フルレンジ一発なのでステレオで聴く場合はリスニング・ポジションでかなり敏感に変化します。真ん中できちんと聴くと臨場感の再現には驚かされます。

(3) まず、ヴォーカルが男性・女性を問わずしっかりと再生されてかなりリアルに細かな表現をします。これは私の好みですね。スピーカーやアンプを変えると思っていたような声に聴こえないことがありますが、今回は「~らしさ」が表現されていて違和感がありません。エレキギターやアコースティックギター、クラリネット、アルトサックスなども、チャイムやヴィブラハープもはっきりくっきりと綺麗に聴こえます。これは、スピーカーのペーパー・コーンのお蔭ではないかと思いますが、よくこんな音が出るものだと思います。

(4) ポップスやジャズヴォーカルのバックの演奏が小さい音でも鮮明に表現され、中心のヴォーカルとの距離を置いて表現されます。かなり繊細な表現力だと思います。

(5) ビッグバンドや多くの音が重なって響くときにも混濁した感じはなく音の厚みを感じさせてくれます。BGM的に聴いているmp3音源だけでなく、CDやアナログ・レコードも聴いてみたいと思わせる音質です。

(6) 小さいスピーカーですが、音のバランスがいいです。中域に負けない低音の量感と締まりがあります。色んな楽器がそれらしく聴こえるので高域も十分伸びていると思いますので不満はありませんが、もう少し繊細に上に抜ける高音部の表現があればいいと思います。エージングで変わるとも思いますけれど。

(7) 大体夜に音楽鑑賞をするのが普通なので、近所迷惑な音量は憚られますが、HDB-ALP10+Alpair10Pの場合は、低音部の表現力はあるのですが、あまりに低い周波数の不要な音域部分は自然にカットされるようで、ナチュラル・サブソニックフィルター効果と言うのか、低音だけが隣に聴こえて迷惑をかけてしまうということがありません。結構安心して普通の音で楽しめる感じです。昼間は音量を少し上げ気味にすると気分良く聴くことができます。

(8) 10万円近くを出して、HDB-ALP10+Alpair10Pを買って良かったか?ということですが、一つの選択肢として正しかったのではと思います。普段聴いているのはTANNOYのStirling/SEというフロア型スピーカーですが、HDB-ALP10も同じように楽しめます。レコードを聴きたくなるようなスピーカーで良かったと思います。10万円あれば、外観の良さで選ぶ、メーカー名で選ぶ、中古の名品を選ぶ、自分で作る等色々な選択肢がありますが、今回は「優れた特性・高解像度! 音質は当方で扱っている商品の中では最高音質のものになると思います。素晴らしいライブ感です! メタルコーンに比べて、紙独特の繊細感があり大変魅力的なサウンドになっていると思います。かなり低いところからフラットに聞こえてきます。駆動系が軽いのがすぐ伝わってくる繊細なサウンドです。高音は控えめながら大変細やか。」という説明を信じて購入してよかったと思っています。

これからずっと使い続けたいと思っています。どれだけ良く鳴るかが楽しみです。

今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します。

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