HDB-83系

T様が下さったレビュー!!

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ご感想というより、緻密なレビューを下さったTさまに心から感謝しますm(_ _)m

公開の許可を頂きましたので、載せさせていただきます!
一部、伏字にしたりしているところもありますが、基本的にそのままの掲載です。

Tさま、ありがとうございます!Vifaは、開発するために昨日発注しました。^^;

<全体的な印象>
・まず、見た目が素晴らしい。
・とても聞きやすい(ひっかかる音域が無い感じ)。
・ユニット(8cm)の本来の持ち味を引き出していると感じる。特に、FE87Eを見直した。バックロードとは違って、少々非力なユニットをうまく鳴らしてくれる箱かもしれない。
・少々バランスが悪いと思っていたユニットにも、特定の分野では、必殺ワザ(催涙効果を出す「泣き」など)があることを、教えてくれるよう。
・わずかに霞がかかっている気もするが、通常のバスレフ(メーカー標準箱)や通常のダブルバスレフ(標準的なものがあるのか?は不明)よりも気にならない。バックロードホーンよりも使いやすい。

<ユニット毎の印象>
・W3-593SD
ポップスなどは聞きやすい。音のバランスの悪い帯域が無い。でも、このユニットには、なぜか深みを感じない(が、不意に歌ってしまうことはある)。
ポリウレタン系の吸音材を抜いた方が、良く鳴る。環境によっては低音が出すぎる。分解能は低めだが、その分、ポップスなどが聴きやすいのかもしれない。
お出かけスピーカーとして使って、人を驚かす時には最適!(笑) 以前にいただいた電池駆動のD級アンプも大活躍です!

・FE87E
FEの音という感じはある。W3-593SDとの大きな違いは、クラシックの室内楽なども行ける。気持ちよい。なぜか眠くなる。
少し癖のある音で、もの悲しげなところもあるが、渋みかもしれない。
こちらの環境では、ポリウレタン系の吸音材を抜いた方が、俄然良く鳴る。小音量でもOK。弦楽器が良い。
低音がやはり弱いので、アコースティックでは無いポップス等では、サブウーファーが無いと、ちょっと無理。
音像重視というか、演奏に入り込める。しかも、やわらかい。
例えるなら、スルメのような味わい、か。コンサート会場のやや後ろの席でホールの天井でも見ながら聴いているようだ。
なかなかうまく鳴ってくれなかったFE87Eを見直した。

・FF85K
高音で耳につく音もあるが、リアル。鳴りっぷりが良い。確かに「これだけでもいいのではないか?」と思えてくる。サブウーファーの正/逆相がわかりやすい(低い音もちゃんと正確に出ているってことだろうか?)。少し吸音材を増やすと、耳につく音が減る。結構、歌える。でも、FE87Eの方が相応というか。

・W3-881SD
W3-582SCとコーンが同じポリプロピレンのため、音質が似ている。やややさしく、広がりのある印象(W3-582SCと直接比較していないが、低音の印象がちょっと違うようだ。パカパカした音や、うがいするような、よく言えば「こぶし回し」のような音が少ないのかもしれない。)わずかに、一部のドラムの音など、出ていない音があるようだ。これもポリウレタン系の吸音材を抜いたほうが自然なようだ。

・W3-1231SH
高音が出ていないが、音が濃い。こういうカッチリした箱に入れると、個性を楽しめる、が、ずっと使うにはしんどい(どちらかというと、このユニットが大きな密閉箱か平面バッフルで、空気バネや共鳴の低音を期待せずに使う方が良いのかもしれない。)

・FR88EX
W3-1231SHを上にも下にも伸ばした感じ。FE87Eがスルメのような味わいだとすると、生ハムのような味わいというか。FE87Eがコンサート会場のやや後ろの席でホールの天井でも見て聴いているとすれば、FR88EXは高音質録音したものをそれなりの高級オーディオで聴いている印象かもしれない(ユニットは高性能だし、無調整で使ったにしてはバランスも悪くないと思うが、HDB-83で積極的に使う圧倒的長所を感じないというか。)

<その他のこと>
・富士通TEN製のタイムドメインスピーカーTD508II(デザインが秀逸/ユニットは8cm)よりは、全てのジャンルにおいて、はるかに良い音が出ている。TD508IIもいじると、ずいぶん改善はされるが、肝心のユニットが交換しにくい点で限界か。
・カッチリしているが、箱はしっかり振動しているので、インシュレーターが必要。10円玉よりも、もう少し高さがあった方が良いようだ。
・個人的には、VifaのTG9Fが非常に好きなので、HDBシリーズに付けるとどうなるのか?(TG9Fの水のような素性を保ちつつ、低音の素っ気なさをどう補ってくれるのか?)と勝手に想像してます。

 

 

-HDB-83系

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